■赤穂市立有年考古館のWebサイトへようこそ。当館は、兵庫県赤穂市にある入館無料の小さな考古館です。
 考古資料や民俗資料をたくさん展示し、体験学習もご用意しておりますので、ぜひご観覧ください!

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  • HOME>特別展「装飾土器と搬入土器」のお知らせ


    特別展「装飾土器と搬入土器-弥生時代の墓とマツリ-」の開催


     赤穂市立有年考古館では、昨年11月にリニューアルオープンして以来、おかげさまで好評をいただいております。
     このたび、下記の日程で、平成24年度特別展を開催いたします。西日本各地から、大型で装飾のある土器がたくさん集められる珍しい機会ですので、ぜひご観覧ください。

     期間中は、職員ができるだけ、丁寧でわかりやすい展示説明を行っていますので、ぜひ考古館にお立ち寄りください。


    ■会 期
     平成24年7月13日(金)~9月3日(月)
    ■場 所
     赤穂市立有年考古館 特別展示室
    ■趣 旨
     弥生時代から古墳時代への社会変化は、日本列島の国家形成を考えるうえでたいへん重要で、日本考古学は、この問題を主に墓の分析によって明らかにしようとしています。
     一方で、近年の調査研究により、日常生活には使わないような、いろいろな文様で飾られた「装飾土器」が墓に供えられるようになったり、遠い地域から運び込まれた「搬入土器」がたくさん見つかるようになるといった変化が、この時期に始まることがわかってきました。
     平成24年3月に赤穂市で発掘された有年牟礼・山田遺跡では、近畿地方を主な分布としたいわゆる「方形周溝墓地帯」最西端の大型方形周溝墓とともに、装飾土器や搬入土器が出土しました。この成果は、古墳時代の幕開けに西播磨が果たした役割について、大きな議論を引き起こすものです。
     そこで、本特別展では、播磨周辺の装飾土器や搬入土器に注目し、弥生時代から古墳時代初頭にかけての、東瀬戸内地域の様相を探るとともに、その意味を考えます。
    ■記念イベント
    8月5日(日)10:00より 学芸員が特別解説を行います。
    8月5日(日)13:00より シンポジウム「激論!邪馬台国時代の墓・マツリ・社会変化」を開催します!!


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    うにゅちゃんが説明します!

    学校関係や団体の方はご覧ください!

    ■赤穂市立有年考古館■

    〒678-1181
    赤穂市有年楢原1164番地1
    TEL・FAX:0791-49-3488
    午前10時~午後4時開館
    火曜日及び年末年始休館