■赤穂市立有年考古館のWebサイトへようこそ。当館は、兵庫県赤穂市にある入館無料の小さな考古館です。
 考古資料や民俗資料をたくさん展示し、体験学習もご用意しておりますので、ぜひご観覧ください!

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    企画展「松岡與之助医学博士没後80年-松岡医院と有年文化活動をふり返る-」を開催します


     明治21年に赤穂郡楢原村(現在の赤穂市有年楢原)で生まれた松岡與(よ)之助は、京都帝国大学で医学博士の学位を受け、有年の地に眼科医院を設立して地域の生活改善に力を注ぐかたわら、研究雑誌「郷土研究」を立ち上げ、地方文化の発展にも大きく寄与しました。

     その活動は、有年考古館の設立者である、弟の松岡秀夫の郷土史研究などに、大きな影響を与えたと言われています。

     有年考古館では、松岡與之助医学博士没後80年を記念し、下記のとおり企画展を行いますので、皆さまご観覧ください。


    ■会 期
     平成24年5月25日(金)~7月9日(月)
    ■場 所
     赤穂市立有年考古館 特別展示室
    ■休館日
     火曜日
    ■備 考
     展示準備のため、5月23日(水)~24日(木)は休館となります。

    ■松岡 與之助/まつおか よのすけ■

     医師。明治21年10月22日、松岡兼助の長男として楢原村(現在の赤穂市有年楢原)で生まれる。京都帝国大学医学部を卒業し、同学部講師として6年間勤めたのち長崎医学専門学校教授となり、大正13年に医学博士の学位を受けた。

     大正14年には郷里に帰り、松岡眼科病院を創立、当時多発したトラホームの早期治療とその予防のため学童の定期検眼、生活の改善に努力を傾注した。また、昭和6年には研究誌「郷土研究」を発刊するなど、医業の傍ら地方文化活動にも尽くし、多くの人々から敬慕された。人々は先生の徳を偲び、松岡眼科病院敷地に銅像を建立した。

    氏の著述には次のものがある。
    「有年村楢原新田の郷土史的考察」
    「播磨風土記と赤穂郡」

     昭和7年6月、病のため岡山医大に入院したが死没した。享年45歳。



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    ■赤穂市立有年考古館■

    〒678-1181
    赤穂市有年楢原1164番地1
    TEL・FAX:0791-49-3488
    午前10時~午後4時開館
    火曜日及び年末年始休館