HOME>特集展示「絵付師 稲田芳雲の世界―匠の技の魅力」を開催中です!
特集展示「絵付師 稲田芳雲の世界―匠の技の魅力」を開催中です!
今回の特集展示では、絵付師であった稲田芳雲の作品を紹介します。
稲田芳雲は大正2年(1913年)6月15日、赤穂郡上郡町山野里に生まれ、30歳頃まで一般企業に勤務していました。昭和21年(1946年)頃から陶磁器の絵付けの道を志し、神戸市で絵付けの修行を経て、絵付師として独立しました。
その後、地元上郡町で窯を設け、京薩摩焼を中心に作品を製作し、その多くは海外へ輸出されています。
しかし、平成7年(1995年)の阪神淡路大震災で作品の多くが破損、自身も眼病を患ったことから絵付師を廃業され、平成9年(1997年)に
逝去されました。
今回の展示では地元上郡に残された作品を紹介し、稲田芳雲の繊細で優美な世界を紹介します。
- ■会 期
- 平成26年6月6日(金)~7月11日(金)
- ■場所
- 赤穂市立有年考古館
- ■休館日
- 毎週火曜日
- ■展示資料
- 京薩摩焼(大皿・香炉・水差し・菓子鉢・花瓶・抹茶茶碗・ティーカップ他)
- 絵付習作画・色紙絵
- 絵付け用顔料他製作用具