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企画展「染の形紙-紺屋・松岡家-」
当館を創設した松岡秀夫氏の生家は、江戸後期から大正時代まで紺屋(染物屋)を営んでいました。
そのため、有年考古館にはそのときに使用されていた染形紙が600枚以上存在しています。
染形紙には浴衣や布団地、裃に使用される細かな文様が彫り込まれており、
美しい伝統文様と同時に高度な職人の技術を知ることができます。
形紙には伊勢(三重県)のほか、播州三木で製作されたものも多く存在しており、
当時の文様の流行や有年地区で好まれた文様の傾向なども知ることができます。
今回の展覧会では染の形紙と紺屋としての松岡家を紹介し、そこからわかる有年地区の歴史と特徴を紹介いたします。
■赤穂市立有年考古館■
〒678-1181赤穂市有年楢原1164番地1
TEL・FAX:0791-49-3488
午前10時~午後4時開館
火曜日及び年末年始休館
※展示替のため臨時に休館することがあります