■赤穂市立有年考古館の公式サイトへようこそ!当館は兵庫県赤穂市にある、入館無料の小さな考古館です。
 考古資料・民俗資料を中心に展示しているほか、どなたでも楽しめる体験学習も開催しております。ぜひご来館ください!

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    企画展「ほかほかごはんの考古学-土器からみた炊飯の歴史-」


     発掘調査で出土する土器の多くは、食べ物を調理する目的で使用されたものですが、そこには当時の調理の痕跡であるススやコゲが残されています。
    近年、こうした痕跡に着目した研究が盛んになっており、調理法や土器の使用方法の変化から歴史を復元しようとする研究が行われています。
     特に縄文時代後期に日本列島に伝来し、弥生時代以来日本人の主食となった「コメ」。実はその調理方法(食べ方・炊き方)が縄文時代から現代まで、 各時代で大きく変化していることが近年の研究で明らかになってきました。
     本展では、日本人の主食である「コメ」の調理方法や炊飯方法の変化に関する最新の研究成果を、赤穂市内遺跡出土土器とともにわかりやすく紹介いたします。


    ■会 期
     令和6(2024)年7月10日(水)~9月2日(月)
    ■場 所
     赤穂市立有年考古館 1階展示室
    ■開館時間
     10時~16時(入館は15時30分まで)
    ■入館料
     無 料
    ■休館日
     毎週火曜日
    ■展示資料 約50点
      塩屋築田遺跡出土縄文土器
      有年原・田中遺跡出土弥生土器
      有年牟礼・井田遺跡出土土師器
      東有年・沖田遺跡出土土師器・瓦質土器
      黒澤山光明寺跡出土・石鍋
      鉄製羽釜(民俗資料) ほか

    スス・コゲのついた弥生土器(有年原・田中遺跡出土)


    スス・コゲのついた土師器(有年牟礼・井田遺跡出土)


    古墳時代のカマドの発掘調査(東有年・沖田遺跡)


    弥生時代の炉の発掘調査(東有年・沖田遺跡)


    弥生土器レプリカを用いた実験炊飯


    土師器レプリカを用いた実験炊飯





    学校関係や団体の方はご覧ください!

    赤穂市立の各博物館







    ■赤穂市立有年考古館■

    〒678-1181
    赤穂市有年楢原1164番地1
    TEL・FAX:0791-49-3488
    午前10時~午後4時開館
    火曜日及び年末年始休館
    ※展示替のため臨時に休館することがあります