　生活科｢大きくなあれ　わたしの野さい｣の学習と食育の学習を合わせて，５月下旬に子ども達は野菜の苗植えを行いました。ミニトマトやオクラ，きゅうり，なす，ししとうなどの夏野菜の中から育てたいものを選び，自分の鉢や学年の畑に苗を植えました。子ども達は自分の野菜に愛着をもち，成長を楽しみにしながら，毎日大切に水やりをしました。野菜によって，背丈や葉の形，花の色などがそれぞれ違うこと，花が咲いたあとに実がなることなど，子ども達は様々なことに気付いていました。
　７月頃からは，実ができ，収穫をしました。家庭に持ち帰って家族と分け合って大切に食べたようです。学校の畑で採れた野菜は給食の時間にも食べました。野菜が苦手な児童も｢おいしい｣と言って食べ，食の大切さを感じたようです。そして，１学期の終盤の７月19日に畑で採れた野菜を使って餃子ピザを作る｢収穫パーティー｣をしました。友達と力を合わせて調理し，野菜作りの思い出を話しながら，楽しく食べることができました。
　この学習を通して，子ども達は植物にも命があることを実感しました。そして，苦手な野菜でも体に大切な栄養だからがんばって食べようという意欲をもつこともできました。