坂越中学校
教育課程
平成28年度  新たな課題に対応した人権教育研究事業
1 生徒の現状と課題
 
風光明媚な坂越湾を臨む漁村地域と、自然豊かな田畑が広がる農村地域から通学してくる生徒たちは、地域の中で温かい目で見守られて育ってきている。生徒アンケートでは、90%以上の生徒が、「学校へ行くのが楽しい」と回答し、穏やかで、落ちついた雰囲気で学校生活を送っている。しかしながら生徒数がすくないことで、人間関係の変化が乏しかったり、お互いの役割が固定されたり、積極的に意見を言うことなく周りに依存しておとなしく過ごす者も多い。また同じ小学校区の生徒同士は、お互いのことをよく理解しているため、意見が食い違っても討論しなかったり、関わり合わないことも多く、ソーシャルスキルが育ちにくい環境にある。今後、生活面でも学習面でも困ったときにどうしたらいいのか、自分なりに気づき考え行動する力を付けいていくのが課題である。

2 研究テーマ
  「豊かな人権感覚を醸造し、思いやりの心や人権課題を解決しようとする態度を育成する」
3  ねらい

  ・ 人権を大切にする心を育成し、全教育活動の中で、偏見、差別、いじめの解消に努める。
  ・ 複雑化する国際社会、情報・ネット社会の中で、望ましい人間関係の構築を図る。

4  具体的な取組
  (1) 研究の概要(様式1)

   (2) 各領域における取組
   ア 教科における取組
    ・取組の概要(様式2)  ・指導案  ・生徒の感想

   イ 道徳における取組
    ・取組の概要(様式2)  ・指導案  ・生徒の感想

   ウ 特別活動における取組
    ・取組の概要(様式2)  ・生徒の感想

   エ 総合的な学習の時間における取組
    ・取組の概要(様式2)  ・生徒の感想  ・生徒会通信

5 成果と課題
   (1)成果
  自信と誇りを抱き、自分を大切にし、同時に他の人も大切にしながら主体的に学び続ける生徒の育成を学校教育目標に掲げ、これまで全教育活動の中でその具現化に取り組んできた。特に授業や行事の取組の中で、「ねぇ、ここどうするの?」という聞き合う関係が生まれ、お互いのよいところを認め合い、自分一人では解決できなかった課題を仲間と学び合う楽しさを味わうことで、絆や思いやりの心が育まれてきている。またいたずらや、身体的特徴をからかうなど軽はずみな言動が『いじめ』であり、重大な『犯罪』につながっていくということを特別活動や道徳の取組で共通認識できた。さらに人とのコミュニケーションの取り方やリフレ-ミング等のスキルアップを桑原浩先生(兵庫人権教育研究会)に指導して頂いたこともあり、昨年度よりも生徒間のトラブルの件数が減少している。 

 
  (2)課題
  生徒たちにとってSNSの情報発信は、普段友達と会話をする程度の手軽さになってきた。そうした生活環境の中では、より相手を尊重し、独りよがりの考え方ではなく、相手の気持ちを知る大切さや想像力、お互いの気持ちを理解し合う寛容さ、ソーシャルスキルの習得など継続した取組が必要となっている。

赤穂市立坂越中学校