【塩 屋 荒 神 社】
 荒神社は、秦河勝(飛鳥時代のお金持ちで、聖徳太子の家来であった)が坂越へ来て、千種川の川沿いの地域を開いた時、三宝荒神(仏・法・僧の3つの宝を守る神様)の木の像を作って祀ったのが、始まりと言われる。
 阿弥陀堂の近くにある鳥居から荒神社までの正面道は、文久2年(1862年)にできたもので、屋台を通すために作られた。石橋が今のように丸くそりのある橋になったのは、慶応2年(1866年)のことである。
主な祭りは元旦祭(1月1日)・とんど(1月15日の朝6時30分頃、火をつけ餅まきをする)・わこし(6月30日)・夏祭り(7月15日)・秋祭り(宵宮10月24日、本宮25日)である。
境内にある井戸の水をつけると、メバチコやイボがよくとれ、沸かして飲むとどんな病気にも効くと言われる。

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