『有年考古』第12号(赤穂市立有年考古館年報)刊行のご紹介
このたび、赤穂市教育委員会では赤穂市立有年考古館報告書第12冊『有年考古』第12号(赤穂市立有年考古館令和5年度年報)を刊行いたしました。
有年考古館は、昭和25年に設立された私設博物館でしたが、平成23年11月より赤穂市が受け継ぎ、より一層に積極的な博物館運営を行っているところです。本書は、赤穂市立有年考古館報告書第12冊として、『有年考古』第12号(赤穂市立有年考古館令和5年度年報)として刊行したものです。
本書では、有年牟礼・山田遺跡出土土器の赤穂市指定文化財指定を記念して実施した企画展「弥生時代の『おわり』の赤穂〜墓からみる地域の変化〜」、兵庫県史跡である、みかんのへた山古墳の発掘調査成果を紹介した「みかんのへた山古墳の全貌〜『海の古墳』の1,600年間〜」、そして有年考古館所蔵品への学芸員の視点をわかりやすく紹介した企画展「有年考古館のイッピン!」といった展示の記録をまとめています。
このほか論考として、兵庫県公開DEMを用いた県内古墳の分析についての論考1本、福浦地区に関する近代史料の紹介及び分析についての論考2本も掲載しています。
刊行した報告書はA4判80ページです。
販売価格は350円とお求め易くなっております。限定で200部ですので、是非お買い求めください。送料が別途必要ですので、郵送にて購入をご希望の方はご連絡ください。左欄の上側に連絡先が記載されております。