文化財の防犯について!
今年の4月以来、文化財に対する油被害が報道されるようになりました。
赤穂市教育委員会でも、文化庁や兵庫県教育委員会からの通知等に基づき、指定文化財の所有者に対して、注意喚起と防犯体制の強化についてのお願いをするとともに、赤穂警察署とも連携して文化財の防犯対策を図っています。
平成27年4月17日(金)には、赤穂警察署において、文化財保護対策緊急会議が開催され、警察、教育委員会、文化財所有者等の連携強化が図られました。
そしてこのたび、平成27年5月14日(木)に大石神社にて、赤穂警察署主催の防犯訓練が開催されました。
訓練では、不審者に扮した赤穂警察署員が、ペットボトル状の物を持って不審な挙動で歩き回ることを想定しました。神社職員がそれを見て通報し、到着した警察官が取り押さえるまでを実演。
文化財保護連絡員や地域のボランティアも参加し、緊急時の電話対応等についても説明を受け、いざというときの備えとしました。
文化財は、一度き損されると元に戻すことが大変困難なものであり、これを故意に汚す行為は許されるものではありません。こうした犯罪から文化財を守るため、皆さまも普段から文化財に監視の目を向けていただき、文化財周辺で不審者を見つけた場合は、速やかに警察署若しくは教育委員会にご連絡くださいますようお願いいたします。
−不審者発見時の通報要領−
・犯人の「人数」「性別」「年齢」「服装」「凶器の有無」「所持品の有無」
・犯人の「不審な行動(何が不審なのか)」
・犯人が逃走した場合「犯人が何で逃げたか(徒歩や車)」、「犯人の逃走方向・車のナンバー等」
について、できるだけ把握して通報願います(赤穂警察署発行「赤穂防犯ニュース」より)。



