恵比寿大黒舞保存会が地域文化功労者賞等を受賞しました!
(坂越で行われた船壇尻での公演風景)
このたび、赤穂宝専寺恵比寿大黒舞保存会が、下記の賞を受賞しましたので報告いたします。
- ■赤穂市文化賞(平成21年11月3日受賞、赤穂市主催)
- ■地域文化功労者賞(平成21年11月6日受賞、文部科学省主催)
- ■ともしびの賞(平成21年11月26日受賞、兵庫県主催)
恵比寿大黒舞は、文字どおり恵比寿と大黒が舞を繰り広げるもので、江戸時代中期まで遡るとされていますが、社会情勢等から戦前には一度廃れてしまいました。しかしこの伝統文化を保存・伝承するため、昭和43年に地元有志による保存会が結成されたのです。
昭和47年には兵庫県指定重要無形民俗文化財となり、正月や祝賀会などめでたい席での出張公演など地道な活動を続けてこられました。昭和55年からは地元の尾崎小学校に恵比寿大黒舞クラブを創設し30年間継続されているなど、後継者の育成のみならず青少年の健全育成にも努めておられます。
現在、毎週水曜日には、尾崎公民館において尾崎小学校児童の恵比寿大黒舞クラブを指導しているほか、毎年1月1日午前10時には、尾崎の宝専寺において「めでた舞」を奉納しています。
皆さまも、ぜひ機会があればご観覧ください。
このほか、長棟三枝さん、井上益雄さん、室井正彰さん各氏は、それぞれ地域文化の振興に寄与しているとして、平成21年11月3日、赤穂市文化振興者賞を受賞しました。