赤穂義士会講演会を開催します!!
赤穂義士会では、毎年度、赤穂義士や「忠臣蔵」に関して研究し、著作をもっている研究者、作家等を招き、忠臣蔵の普及啓発を目的として講演会を開催しています。本年度は、浅野内匠頭長矩の命日にあたる3月14日、早稲田大学講師の谷口眞子氏を講師に迎え、「赤穂事件と歌舞伎−史実と物語−」と題して講演会を開催します。
谷口氏は、日本近世史が専門で、『赤穂浪士の実像』『仮名手本忠臣蔵を読む』など、赤穂事件に関する著作を多く持っておられます。今回は、歌舞伎の分析を通じて、史実と物語が入り混じった近世の「忠臣蔵」現象について講演いただきます。
なお、講演会の聴講は無料ですので、皆さまふるってご参加ください。
- 日 時
- 平成21年3月14日(土) 午後1時30分〜午後3時
- 会 場
- 赤穂市民会館1階 大会議室
- 講 師
- 谷口 眞子(たにぐち・しんこ)氏(早稲田大学講師)
- 演 題
- 「赤穂事件と歌舞伎−史実と物語−」
- 体系的な歴史教育がなかった江戸時代、人々はどのようにakou事件をイメージしていたのか−歌舞伎の分析を通じて、史実と、物語が入り混じった近世の「忠臣蔵」現象について講演します。
- 聴講料
- 無 料
- 講師プロフィール
- 昭和35年(1960)大阪府生まれ。
- 早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期過程満期退学。文学博士。
- 現在、早稲田大学講師。
- 主な著書に『近世社会と法規範−名誉・身分・実力行使』『赤穂浪士の実像』(以上吉川弘文館)、『武士道考−喧嘩・敵討・無礼討ち』(角川学芸出版)。共著に『仮名手本忠臣蔵を読む』(吉川弘文館)などがある。
- 昨年9月、赤穂市を訪問。
- さいたま市在住。