二之丸庭園遊覧用屋形舟の2艘目が完成に近づく!!
赤穂義士会は、赤穂市の進めている赤穂城跡二之丸庭園の一部公開にあわせて、二之丸庭園に舟を浮かべる夢を実現するため、屋形舟の製作を企画してきました。そしてようやく1艘目が完成し、昨年の兵庫国体協賛事業として間に合わせることができました。
この屋形舟遊覧は、市民の皆さんのみならず来舟者に大好評でした。そこで再度、赤穂義士祭でも遊覧範囲を拡大したうえで実施したところ大ウケ。乗船待ち時間が1時間余となる大盛況ぶりを見せました。
そしてようやく待望の2艘目が完成間近となり、舟を製作している赤穂市指定文化財技術保持者、湊隆司さんの工場を訪問しました。坂越に在住の湊さんは赤穂市内唯一の船大工で、坂越大避神社で行われる船祭り用和船の製作、修繕等も行われています。
現在活躍中の1艘目の舟は、屋形に浅野家の家紋である「違い鷹の羽」が装飾され、「浅野号」と呼ばれています。一方、現在製作中の屋形舟には大石家の家紋である「二つ巴」が付けられ、「大石号」となる予定です。
来シーズンには、この屋形舟2艘による「赤穂城跡二之丸庭園屋形舟遊覧」が新たな観光スポットとなり、大活躍が期待されているところです!!