東有年・沖田遺跡公園の修理工事を開始しました!!
赤穂市東有年にある、「東有年・沖田遺跡」は、縄文時代後期(約3,000年前)から、人々がこの地に住んでいたことを示す、市内で最も大きな古代集落の遺跡です。特に弥生時代中期から後期、古墳時代後期の集落跡として有名で、現在では、その一部が「東有年・沖田遺跡公園」として竪穴住居が復元されていることは、皆さんご存知かと思います。
しかし、東有年・沖田遺跡公園は開園して14年目を迎えており、竪穴住居の茅葺き屋根の損傷が目立ってきました。また、台風による洪水被害にあったこともあり、柱の根腐れがすべての竪穴住居に見られるようになったため、一部の竪穴住居は公開中止に追い込まれている現状です。
そこで、平成22年11月から平成23年3月にかけて、「2号住居」と呼んでいる竪穴住居の屋根葺替え、それぞれの竪穴住居の柱根継ぎなどを実施することになりました。
現在、一部の竪穴住居については柱を根継ぎが終了し、「2号住居」の屋根葺替え用の茅が搬入されてきているところです。工事中のため見学はできませんが、来年1月からは、2号住居跡の屋根解体が始まる予定ですので、フェンス外からとなりますが、皆さまぜひご見学ください。



