兵庫県赤穂市の文化財 -the Charge for Preservation of Caltural Asset ,Ako-
−赤穂城跡、赤穂の歴史民俗、文化財、観光、名所旧跡、遺跡、発掘調査、考古学などなど−

赤穂城築城350年・史跡指定40周年 記念講演会を開催します!!

 平成23年は、赤穂城が築城完成してから350年、また国の史跡指定を受けてから40年の記念すべき年にあたります。市制施行60周年記念事業として赤穂市のシンボルであり、赤穂義士たちを輩出した赤穂城について、あらためてその理解を深め、魅力を再発見するため、外部講師を招聘し、城郭の調査・整備の事例や研究成果等、城郭についての講演会を4回にわたり開催します。

 第1回は、各地の史跡保存・整備の委員をつとめられている鶴見大学の伊藤正義先生をお迎えして、文献史学と城郭遺跡からみた戦国〜近世にかけての城郭研究についてお話いただく予定です。
ご家族や知人の方々もお誘い合わせのうえ、多数のご参加をお待ちしています。


日 時
平成23年11月27日(日)午後1時30分〜
会場
赤穂市民会館1階 大会議室
講師
伊藤 正義 先生(鶴見大学文化財学科教授)
演題
「戦国〜近世にかけての城郭研究の現状」(仮題)
聴講料
無 料

【講師プロフィール】

伊藤正義(いとう・まさよし)

 1950年、新潟県生まれ。福島県立博物館、文化庁文化財部記念物課文化財調査官を経て、現在鶴見大学文学部教授。
 戦国時代から江戸時代にかけての地域の歴史を、文献史学と城跡や遺跡を組み合わせることによって研究を進めている。
 また、全国各地の史跡の保存整備などの多くの委員会・審議会等の委員をつとめる。

主な著書・論文

 2011「小壺坂合戦論ノート」(【文化財学雑誌】第7号)  2008「武家の古都・鎌倉を護る龍神1・2」(『文化財学雑誌』第4・5号)  2003「城跡の風景から」(『遺跡と景観』東北中世考古学会)  2001『城破りの考古学』(編共著・吉川弘文館)  1995「天正十六年・正宗の四十日」(『中世の風景を読む1 蝦夷の世界と北方交易』)  1993「城を破る」(『朝日百科日本の歴史別冊 15歴史を読み直す 城と合戦』)


今後の予定・・・2回目以降の会場は赤穂市文化会館(ハーモニーホール)2階学習室を予定
※内容は変更する場合があります。

第2回
日 時:平成23年12月23日(金)午後1時30分〜
講 師:大嶋和則先生(高松市教育委員会)
演 題:高松城天守台石垣解体修理
第3回
日 時:平成23年2月4日(土)午後1時30分〜
講 師:冨田和気夫先生(石川県金沢城調査研究所)
演 題:金沢城の調査と整備
第4回
日 時:平成23年3月3日(土)午後1時30分〜
講 師:三浦正幸先生(広島大学大学院文学研究科教授)
演 題:赤穂城の特色と魅力

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巻頭写真1
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−連絡先−
赤穂市教育委員会事務局文化財課文化財係
〒678-0292 兵庫県赤穂市加里屋81番地
TEL:0791-43-6962 FAX:0791-43-6895
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