文化財施設の周辺整備を実施しています!!
市内には多くの文化財施設があり、皆さまにご活用いただいているところです。
しかし経年によってさまざまな不具合があり、毎年少しずつ修繕等を行っています。
おせどの樹木伐採
赤穂市尾崎にある伝大石良雄仮寓地跡、通称「おせど」は、大石内蔵助良雄が、赤穂城を引き渡した後にしばらくの間政務を執ったところで、平成9年3月には赤穂市指定史跡となっています。
現在ここには庭園が残され、近年には「おせど会館」が開設され、桜の名所を楽しむ場として利用いただいております。
しかし、おせどは丘陵裾にあって背面に急斜面がせまっており、斜面に樹木が繁茂しているために周辺住民から枝打ち等の依頼が多くありました。そこで赤穂市教育委員会では、平成23年2月16日より樹木伐採を行い、3月22日に完了しました。
赤穂市埋蔵文化財調査事務所の防水工事
赤穂市東有年にある赤穂市埋蔵文化財調査事務所は、主に有年地域における発掘調査、整理調査等の拠点として開設しています。かつての有年公民館を改造したもので老朽化が進んでおり、屋上から雨漏りが見られました。そこで、平成23年2月2日より屋上ビニールシートの応急修理を開始し、3月15日に完了しました。
赤穂城内美観工事
赤穂城跡は、昭和46年の国史跡指定以後、継続的に土地買い上げを実施しています。公有化のできたところについては板塀を設置し、城内の美観に努めているところです。今年度も、買い上げのできたところに板塀を設置したほか、経年劣化していた箇所も修理しました。
このほか、城内において石垣の損傷原因等となる樹木を伐採しました。