国名勝「田淵氏庭園」保存管理計画の策定が始まる!!
田淵氏庭園は、江戸時代に全国一の塩田地主として名をはせた田淵氏の所有する、国名勝庭園です。御崎山麓の岩盤を掘ってつくられた池泉、斜面から広く瀬戸内海を眺望できる春陰斎や明遠楼など、久田宗参の作庭と伝えられるにふさわしい景観をもっています。
この田淵氏庭園の維持管理、保存修理のため、これまで多くの修理事業を実施してきましたが、このたび保存管理計画を策定することとなりました。策定事業は、5名の学識経験者からなる田淵氏庭園整備委員会を中心に2年かけて行われ、その後はこの保存管理計画に基づき、計画的・効率的に維持管理・保存修理が行われることになります。
平成22年5月25日には、第1回田淵氏庭園整備委員会が開催され、保存管理計画内容や策定計画などが議論されました。