東備西播定住自立圏形成推進事業「We LOVE 古墳展」を開催中!!

東備西播定住自立圏形成推進事業として、平成27年11月18日から12月14日まで、赤穂市立有年考古館にて埋蔵文化財巡回展「We LOVE 古墳展」を開催しています。
本事業は、定住自立圏を形成する2市1町(赤穂市、備前市、上郡町)が各資料を出し合って、それぞれの市町で巡回展を開催するものです。
今回は、市町内に所在する古墳出土遺物に焦点を当て、展示を行いました。
今回、最も注目すべき展示品として、備前市より出品された伝・鶴山丸山古墳出土遺物があります。この古墳は、岡山県備前市にある直径約50mの円墳です。
1936年に地元民により発掘され、30面を超える銅鏡が出土したほか、数々の豪華な副葬品が出土したと言われています。
その出土遺物のほとんどは東京国立博物館に収蔵されていますが、一部を保管していた郷土史家の方がこのたび備前市に資料を寄贈しました。そこで、本展において公開することになったのです。
伝・鶴山丸山古墳出土品として、石製坩、石釧や管玉などが展示されており、非常に貴重なものです。このほか、赤穂市からは蟻無山古墳や木虎谷11号墳からの出土遺物が、上郡町からは飯坂古墳群や中山古墳群からの出土遺物が展示されています。
皆さま、ぜひご観覧ください。
観覧に関する詳細は赤穂市立有年考古館のWebページをご覧ください。
- 各施設ホームページへのリンク
- ・ 上郡町郷土資料館
- ・ 赤穂市立有年考古館
- ・ 備前市埋蔵文化財管理センター

