兵庫県赤穂市の文化財 -the Charge for Preservation of Caltural Asset ,Ako-
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県指定文化財
赤穂宝専寺恵比寿 大黒舞
あこうほうせんじえびす だいこくまい

区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
数量
所有者
宝専寺恵比寿大黒舞保存会
指定年月日
昭和47年3月24日
指定番号
14
説明
 宝専寺には江戸中期頃から始まったと伝えられる。塩田で働く人々の間に受け継がれてきた。
 毎年正月に家々を回ってホギゴト(祝言など)を述べる門付祭文芸人の遺風が伝えられる。恵比須と大黒の面を被り、恵比須は大きい鯛を抱え、大黒は小槌を手にして、大ぶりな身ごなしで舞われる。
 毎年正月家々を廻ってほぎごとを述べ、祝儀を受けていた門付祭文(かどづけさいもん)芸人の遺風を伝えたもので、大正以降、しだいに廃絶しかかっていたのを、唯一の伝承者藤本茂吉氏によって近年復興され、再び全町内を廻り歩くようになり、町民から大いに歓迎されているという。
 藤本氏の伝承はおよそ四代以前までしか遡りえず、その期限や伝承経路は明らかにしがたい。歌詞(祭文)自体も極めて新しいように感じられるが、中にまま古い詞章の一部が砕けた形で残っていることは無視すべきでなく、なお恵比須大黒の祭文のほかに、屋敷がかり、扇づくし、御崎づくし、おはんちょうえもん等の歌詞をも伝えていることは他の芸能との関係をも推察させる。
 舞は恵比須及び大黒の面を被り、恵比須は大きな鯛を抱え、大黒は小槌を手にして相対し、極めて大ぶりな身ごなしで舞われる。
 面の製作も歌詞同様新しいが、これを被らないときは、御神体として祀り、二股大根と豆腐とを供物に供えるというのも一応記録に止めておくべきであろう。

参考文献
『昭和46年度指定兵庫県文化財調査報告書』

(上記は指定時の文章です)

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巻頭写真1
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−連絡先−
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