兵庫県赤穂市の文化財 -the Charge for Preservation of Caltural Asset ,Ako-
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市指定文化財
真殿村検地帳 (付)真殿村方文書一括
まとのむらけんちちょう(つけたり)まとのむらかたもんじょいっかつ

区分
有形文化財
種別
古文書類
数量
12冊 (528点)  
所有者
真殿自治会
(管理者)赤穂市
指定年月日
平成9年3月31日
指定番号
27
説明
 本文書は、文禄3年(1594年)以降昭和30年代に至る長期にわたる真殿の村方文書である。その中で、特に一連の検地帳の存在が注目される。
    (1) 文禄3年の検地帳は、備前・美作2国と備中数郡、播磨2郡(赤穂・佐用)にまたがった宇喜多秀家領に残る、おそらく現存唯一の宇喜多氏の村検地帳(寺領検地帳は備前に2、3現存)であり、播磨一国(16郡)に残る太閤検地帳としても、他に1冊あるきりの数少ない資料である。そのうえ、
    (2) 太間検地帳を播磨一国から回収したうえ、村高の2割り打出しをはかった姫路藩池田輝政の慶長検地帳(1609年)
    (3) 畑の田への転換あるいは見掛け上の面積増によって、さらに年貢増徴をはかった赤穂藩池田政綱の寛永検地帳(1625・1633年)
    (4) 収奪の厳しさに抗議する領民の力に押されて、慶長・寛永【(2)・(3)】の検地高を廃棄し、村高引下げの方向を打ち出した赤穂藩池田輝興の正保検地帳(1645年)
    (5) 輝興改易のあと入封し、輝興が引下げた村高を黙殺して、高い旧村高を踏襲したことを示す赤穂藩浅野氏の諸資料(1667年水帳改め書き、1701年村高反別指出帳)
 このような村方をめぐる領主の領民支配の推移をたどりうる資料がすべてそろっている村は、播磨においては真殿村をおいて外にない。
 その他、村明細帳や田畑ならびに山林原野の地租改正関係資料等がそろっており、本文書は村方資料としてきわめて貴重である。


(上記は指定時の文章です)

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巻頭写真1
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