1.趣旨

道徳教育は、児童生徒の日常生活のすべての機会や場 面で行われるものであり、学校 ・家庭・地域社会がそ れぞれの役割を果たし、道徳性が豊かに育まれるよう に努めなければならない。

道徳教育のねらい、意義、具体的な内容についての共通理解を深めるとともに、道徳の時間や地域教材の開発など、保護者や地域の人々の積極的な参加や協力を得るなど相互の連携を深める必要がある。

道徳教育フォ−ラムを実施し、学校・家庭・地域社会が協働して児童生徒の道徳性を育もうとする意識を啓発するとともに、連携の絆や信頼関係を深め、協力体制の在り方を語り合うなど、地域と共に進める道徳教育の充実に資する。
2.実施期間
平成16年5月から平成17年2月までの1日間
3.坂小校区の実施日
平成16年12月7日(火)
4.テ−マ
全体テ−マ:   豊かな体験活動を通して道徳性を育む相互の連携

地域テ−マ:   参画と協働のもと、すべての地域住民 がかかわる
           道徳教育の推進

坂小校区 テーマ:心をひびき合わせ、共に生きていこうとする子ども
           の育成
5.フォ−ラムの観点
@ 学校教育と家庭・地域社会における教育の役割と連携

学校で指導した内容は、家庭や地域の生活の中に反映 され、逆に家庭や地域での取り組みが学校の教育活動 や生活に生かされなければならない。そのことを踏ま えて、学校の道徳の時間への理解を深めるとともに、基本的な生活習慣や社会生活上のル−ル等の倫理観について、学校・家庭・地域社会がそれぞれのもち味を生かした指導の在り方や果たすべき役割などを語り合う。


A 学校と地域社会が連携した豊かな体験活動の場の工夫

地域社会は、様々な人々や集団、多用な文化に触れ活動しながら人格を形成していく場である。そのことを踏まえて、地域での自然体験やボランティア体験、交流活動などの異年齢集団や異世代の人々との豊かな交流体験の機会の充実の在り方について語り合う。