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■赤穂城跡のみどころ
H 本丸御殿〜本丸庭園〜天守台
■本丸御殿
本丸内の大部分は、藩邸である御殿が占めていました。
御殿は、表、中奥、奥から構成され、表御殿は政務を行う公的な場、中奥は藩主の私的な場、奥は女中達の部屋として使用されました。
廃藩置県後の払い下げにより本丸内には兵庫県立赤穂高等学校が建設されたため、発掘調査を行いましたが残念ながら御殿の遺構はほとんど残されていませんでした。
しかし、東京大学史料編さん所保管の永井家文書の中で発見された御殿の間取り図をもとにして、平成元年(1989)に御殿の間取り復元が行われました。
御殿のほかには、森時代の小姓部屋であった場所に休憩舎を、蔵があった場所にはトイレを設置しています。
■本丸庭園
本丸内に造られた、池泉を中心とした庭園で、御殿南面の大池泉、中奥坪庭の小池泉、本丸北西隅の池泉があります。
いずれも発掘調査で検出された池泉遺構で、現在は修復整備がなされ、御殿間取り復元とともに往時の庭園景観が再現されています。
平成14年(2002)年9月20日には、二之丸庭園とともに「旧赤穂城庭園」として国名勝に指定されました。
■天守台
本丸南東部に独立して築かれています。
赤穂城では、天守は築城当初から建造されていませんでした。
赤穂城では最も高い石垣が築かれており、高さは9mを測ります。
昭和12年(1937)に隅角部の崩落が修復されたほか、昭和60年(1985)に天守台の登り階段が修復整備されました。
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