東有年・沖田遺跡公園の竪穴住居修理が完了しました!
すでにお知らせしておりました(→■紹介ページ■)ように、赤穂市教育委員会では、東有年・沖田遺跡公園のうち弥生時代の竪穴住居である2号住居について、屋根葺替えを実施してきました。
このたび、葺替え工事が完了しましたので、お知らせいたします。

この2号住居は、直径約12mを測る円形竪穴住居で、直径6〜8mが一般的であった当時としては、県内でも最大規模の大型住居です。柱は、合計16本も用いられており、これも県内であまり見られないものです。この住居跡からは、発掘調査でガラス玉が出土したことから、いわば「村長さん」が住んでいた、と言えるかもしれません。
東有年・沖田遺跡は、この4月で開園15周年を迎えます。洪水被害などにより住居跡に大きな被害を受けたこともありましたが、今回の修理により、これからも良好に保存されていくことでしょう。
東有年・沖田遺跡15周年を記念し、記念イベントを開催いたしますので、皆さまぜひご参加ください(→■紹介ページ■)。
