■赤穂城跡のみどころ

C 雁木

 雁木とは階段のことで、近世城郭では普遍的に見られるものですが、石垣裏の土塁が埋まっていたり破壊されたりしていることが多く、現在見ることができるものは限られています。

 その中で、しっかりとした江戸時代の雁木を見ることができるのが、三之丸塩屋門脇の雁木です。厳密には城郭の門に伴う蔀(しとみ)の一種ですが、土塀裏の武者走りに上るための階段が、現在も残されています。

 現在は、この上に良寛碑が建てられています。

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