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I 二之丸門周辺
二之丸城壁の一部は、明治25年の大水害に伴う災害復旧用資材として撤去され、長らく往時の姿を失っていましたが、近年の整備により、少しずつ整備が進んでいます。
なかでも見どころは、二之丸門周辺。古写真によってしかその威容を見ることはできませんが、本丸へと通じる主要ルートであり、櫓門を備えていたほか、石垣土塀により折れをつくっていました。
この虎口は、山鹿素行が赤穂滞在中に縄張りを自ら改めたとの伝承があり、平成14年度、令和3年度の発掘調査でもそれを裏付ける成果が出ています。
平成24年度には、枡形をなす蔀石垣が整備されました。