江戸時代に赤穂城とその城下町が築かれ、現在も赤穂市ののまちの中心。地区内には、赤穂城のみならず、赤穂義士や旧赤穂上水道など歴史ある文化遺産が豊富にあります。

江戸時代の西浜塩田を支えたまち。古くは古墳時代に製塩が始まり、平安時代には東大寺の塩荘園が営まれていました。備前街道沿いには、往時のまちなみが現在も残されています。市内随一の屋台行事も有名。

赤穂市の西端にあたり、かつての備前国の一部を含むまち。江戸時代に大規模な干拓が行われるまでは海が深く入り組んだ入江地形を呈しており、まちは斜面地に築かれています。播磨備前国境石も著名。

もともとは三崎新浜村といい、赤穂東浜塩田を支えたまちでした。伊和都比売神社は延喜式に登場する由緒ある神社で、浅野長矩が現在地に移したといいます。瀬戸内海の景勝地・温泉地として知られています。

天然の良港、坂越湾を擁し、昔のまちなみをよく残す地区。5世紀以来の遺跡があり、秦河勝伝承も残るなど、さまざまな魅力があります。近年は牡蠣の養殖が著名。

千種川を擁し、その肥沃な土地を活かして庄内と呼ばれていました。各村は自然堤防上に築かれ、現在も一村に一社寺が残されています。加里屋川沿いには自然豊かな景観が見られます。

千種川を擁する地区で、江戸時代以来、水道の取水口が築かれるなど、赤穂の水甕ともいえます。1616年に築かれた切山隧道が残るほか、千種川と山の豊かな景観が残されています。

赤穂市の北部に位置し、南北に千種川が、東西に近世山陽道（現在の国道2号）が通過するなど、交通の拠点として栄えた地区です。「文化財の宝庫」と呼ばれ、遺跡や古墳が集中しています。